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バラ苗生産で無農薬化を実現したピーキャット(当店)が栽培技術を直伝します

特定防除資材に指定された次亜塩素酸水!
しかし、希塩酸の電解水しか認可されないというよくわからないことになってはいますが…

ピキャットクリアは特定防除資材ではありませんが、「バラ苗生産で無農薬はあり得ない!」と言われてきた巷の常識をいとも簡単に覆したパワーを発揮し、現在ではイチゴ、トマト、メロン、キュウリ、ナスなどの実物野菜や果物を始め、小松菜やほうれん草などの葉物野菜、サツマイモなどの根菜にも活用いただいております。

ピキャットクリアの威力は、「栽培を成せるパワーとテクノロジー」にあります。
現場で研究され、現場で活かされてきた技術は、必ずや皆様の圃場でも大活躍いたします。

無農薬、減農薬には、それにふさわしい知識と技術があります。
現場で成果を出せる技術を皆様にご紹介していきます。

ピキャットクリア散布は水やりもしくは洗浄です!

ピキャットクリアは農薬ではありません。特定防除資材でもありません。
ピキャットクリアは圃場全体を洗い流す物理的防除で使用する水だと考えてください。
次亜塩素酸を含んだ水→次亜塩素酸水ということで、ピキャットクリア散布は水やりとなります。
病害虫防除資材ではありませんので、ご注意ください。

実は、水道水も次亜塩素酸を含んだ水です。水道水の場合は次亜塩素酸が1ppm以下となっています。
ピキャットクリアは次亜塩素酸濃度50~100ppmで使用する水です。

圃場、器具、植物など問わず、綺麗に洗い流す物理的防除がこれからの栽培にとても効果的となります。

効果的な使い方は?

タップリと洗い流すように噴霧する!

次亜塩素酸水は煙霧機や超音波噴霧器で使えるということで、こちらが主流になってはいましたが…
植物栽培においては、空間噴霧ではあまり効果は出せないという声が多くなっています。

実際、当店も超音波噴霧器を所持してはいますが、効果以前にハウス内をかなり過湿にせねばならず、これだとベト病リスクが高まることから現在は使っていません。
また、害虫への窒息効果を狙えるスカッシュなどはこれら装置だとあまりにも液量不足で使えません。

次亜塩素酸水やスカッシュなどの窒息効果を狙う液は、タップリ噴霧していくことが基本になります。
よって、動噴でしっかりタップリ散布していくことで絶大な効果を狙っていきます。

煙霧機や超音波噴霧器で使用する場合

動噴でタップリ噴霧が一番効果的ですが、どうしても煙霧機や超音波噴霧器を使いたい場合はコツがあります。

・タイマーを使用し、夜間噴霧にすること
(ハウスを全閉し、紫外線を受けない夜間限定とする)
・濃度は100ppmを超えないこと
(100ppm以上の濃度では、植物にも人体にも悪影響が出る可能性がある)
・パワー最優先とする
(液量が圧倒的に不足するので、空間液密度を上げる)
・予防のみとし、病状など見られた場合は動噴に切り替える

ハウス内はかなりの過湿になりますので、ベト病が出やすい作物はこれら装置の使用は控えた方が無難です。

しっかり効果を出すために適正値を知る

次亜塩素酸水(ピキャットクリア)の適正濃度は?

植物栽培では、植物に対してはピキャットクリア50~100ppmで使用します。
設備や器具などには、200ppmを限度として使用します。
次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムの約8倍の除菌パワーを有しています。
次亜塩素酸水100ppm濃度だと次亜塩素酸ナトリウムでは800ppm相当となります。

次亜塩素酸水100ppmは植物栽培で普通に使う濃度です。
人体にも植物にも優しい濃度であり、それでいて次亜塩素酸ナトリウム800ppm相当の除菌力を持ちます。
次亜塩素酸ナトリウム800ppmとは、菌やウィルスが存在することなどあり得ない濃度です。
もちろん、次亜塩素酸ナトリウム800ppmは人体にも植物にもかなり危険な濃度です。

次亜塩素酸水(ピキャットクリア)の適正pH値は?

次亜塩素酸水は、弱酸性次亜塩素酸水と呼ばれています。
pH値は5.5~6.8で使用されます。このpH値が除菌力が大きくなるpH値です。

ただ、次亜塩素酸水は植物などの有機物に触れるとpH3.5以下の酸性水に変わっていきます。
これであれば、酸性水が植物に悪さをするようになっていまい、元も子もありません。

ピキャットクリアは、完全失活してもpH4.5以下にならないようになっています。
ですから、酸性から植物を守ることもできるようになっています。

次亜塩素酸水が効かせられない方へ!

次亜塩素酸水の除菌効果は、以下の3つで高まっていきます。
・適正な濃度
・適正なpH
・菌への接触時間

高濃度では逆効果になる可能性も…

農薬の誤った使用方法(反あたりなど)と同じように、次亜塩素酸水を高濃度で使用する方がおられます。
しかし、これではいたずらに薬害リスクを高めるだけで効果は出せません。
植物栽培では、植物に対してはピキャットクリア50~100ppmで使用するのが効果的です。

正しく作らないと、正しいpHにならない

次亜塩素酸水生成方法が間違っていてpH値が5.5~6.8の範囲内ではない場合も除菌効果は劣ってきます。
作る手順は守っていますか?
使用しているタンクや器具が汚れていませんか?
使用している水のpHは適正ですか?
今一度確認してみてください。

液はしっかり菌に接触することで効果が出る

大事なのは、菌との接触時間です。
つまり、タップリ噴霧してできるかぎり菌との接触時間を長くするのが次亜塩素酸水の上手い使い方になります。
200ppmでササッと散布するよりも、50ppmでタップリ散布した方が除菌効果はかなり高まってきます。
理由は、200ppmであれ50ppmであれ、充分に除菌効果を得られる濃度であるからです。

栽培初期は50ppmをタップリ噴霧し、それ以降は100ppmをタップリ噴霧していきましょう。

ピキャットクリアを使うメリット

噴霧できることが最大のメリット!

次亜塩素酸水は植物栽培時の消毒だけではなく、収穫物の洗浄や圃場の消毒にも多く用いられています。
ピキャットクリアは人体への安全性が極めて高いので、噴霧して使うことができます。
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噴霧すれば、液量は少なく効果的に除菌することができます。

icon_pointこんな使い方もできます!

収穫物の洗浄

腐植菌や軟腐菌などは収穫物に付着していると、収穫物の腐るのがとても早くなります。
このような菌はあらかじめ収穫後に除菌しておけば、収穫物の日持ちはかなり変わってきます。
バラの花、草花の花にも直接噴霧できるピキャットクリアは、品質保全にとても重宝します。

圃場・設備の消毒

水耕栽培ではフザリューム菌の蔓延など、設備自体を完全除菌したいことがあります。
また、ハウス内も栽培に不都合な常在菌を存在させないために完全除菌したいことがあります。
しかし、これをかなえる殺菌剤や除菌剤は噴霧して使えない…
ピキャットクリアは、植物がある状態でも安心して噴霧除菌することができます。

土に悪さをしないから、何度でもタップリ散布できる

ピキャットクリアは土の有用菌に悪さをしません。
理由は、ピキャットクリアは土に落ちた途端に失活(効力が無くなる)するからです。

これにより、ピキャットクリアでの土壌消毒はできませんが、逆に安心してタップリ散布していけます。

1日、何度散布してもOK!

ピキャットクリアは菌に耐性を持たせません。
よって、何度散布しても効力を失うことはありません。

1日に数回散布してもOK!毎日散布してもOKです!